- VERSANTスコアとCEFRレベル
- VERSANTとは?
- VERSANTのテスト種類と測定できる英語能力
- VERSANTスコアとCEFRの対応
- おススメ!QQEnglishのBoost CoachingでVersantスコアを10点アップ!
- VERSANTスコア別学習方法
- より高いスコアを目指すための効果的な学習戦略
- まとめ:VERSANTを活用して英語学習を効率的に進めよう
VERSANTスコアとCEFRレベル
VERSANTは、コンピューター上で受験する英語力検定テストです。スピーキングとリスニングの両方を測定し、総合点及びサブスコアは全て20点から80点で採点されます。
VERSANTスコアは、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)の基準に基づいてスコアが算出されます。CEFRは、ヨーロッパ言語共通参照枠(ヨーロッパ言語学習者のための参照枠)の略称で、言語能力を6段階(A1、A2、B1、B2、C1、C2)に分類しています。
VERSANTスコアとCEFRレベルの関係
VERSANTスコアとCEFRレベルは、以下の表のように対応しています。
VERSANTスコアとCEFRレベルの関係
VERSANTスコア | CEFRレベル |
---|---|
0-20 | A1 |
21-40 | A2 |
41-60 | B1 |
61-80 | B2 |
CEFRレベルは、英語力を以下の6段階に分類しています。
CEFRレベルとできること
レベル | できること |
---|---|
A1 | 基本的な表現や単語を使用して、簡単なやり取りができる |
A2 | 日常生活でよくある簡単なやり取りができる |
B1 | 日常生活や仕事に関する基本的なやり取りができる |
B2 | 日常生活や仕事に関する幅広いやり取りができる |
C1 | 複雑な内容を理解し、適切に表現することができる |
C2 | 高度な内容を理解し、適切に表現することができる |
VERSANTスコア別の学習法
VERSANTスコアによって、英語力のレベルとできることの目安が決まります。そのため、自分のVERSANTスコアを確認し、そのレベルに応じた学習をすることが大切です。
- VERSANTスコア20以下
VERSANTスコア20以下の場合は、英語の基礎力が不足していると言えます。まずは、基本的な単語や文法の学習から始めましょう。また、日常会話の練習をすることで、英語でコミュニケーションをとる力を身につけることができます。
- VERSANTスコア21-40
VERSANTスコア21-40の場合は、日常生活で簡単なやり取りができるレベルです。しかし、まだ会話がスムーズにできない場合もあるでしょう。
このレベルでは、語彙や文法の知識をさらに深め、会話の練習を重ねることが大切です。また、リスニング力を鍛えることで、相手の話を聞き取る力を向上させましょう。
- VERSANTスコア41-60
VERSANTスコア41-60の場合は、日常生活や仕事に関する基本的なやり取りができるレベルです。しかし、まだ専門的な内容を理解したり、複雑な表現をしたりするのは難しい場合もあるでしょう。
このレベルでは、語彙や文法の知識をさらに深め、専門的な内容を理解する力を身につけることが大切です。また、リスニング力を鍛えることで、相手の話を聞き取る力を向上させましょう。
- VERSANTスコア61-80
VERSANTスコア61-80の場合は、複雑な内容を理解し、適切に表現することができるレベルです。このレベルでは、さらに高度な英語力を身につけることが目標となります。
このレベルでは、語彙や文法の知識をさらに深め、高度な内容を理解する力を身につけることが大切です。また、リスニング力を鍛えることで、相手の話を聞き取る力を向上させましょう。
より高いスコアを目指すために効果的な学習法
VERSANTスコアをより高くするためには、以下のような学習法が効果的です。
- 実践的な英語に触れる
VERSANTは、実践的な英語力を測定するテストです。そのため、日常会話やビジネスシーンで実際に使われる英語に触れる機会を増やすことが大切です。
映画やドラマ、ニュース、YouTubeなどの英語コンテンツを視聴したり、外国人と会話したりして、英語の語彙や表現を身につけましょう。
- アウトプットの機会を増やす
VERSANTは、スピーキングとリスニングの両方を測定するテストです。そのため、アウトプットの機会を増やすことで、スコアを向上させることができます。
英会話スクールに通ったり、オンライン英会話を利用したりして、英語で話す機会を増やしましょう。また、日記やブログを書いたり、英語でメールや手紙を書いたりするなど、英語でアウトプットする機会を自分で作ることも大切です。
- 定期的に模擬試験を受ける
VERSANTの形式に慣れておくことで、本番で緊張せずに力を発揮することができます。そのため、定期的に模擬試験を受けて、自分の弱点を把握し、対策を立てることが大切です。
VERSANTの模擬試験は、VERSANT公式サイトやオンラインで無料で受けることができます。また、英会話スクールやオンライン英会話で模擬試験を提供しているところもありますので、活用しましょう。
VERSANTスコアは、英語力を客観的に測る指標として役立ちます。自分のVERSANTスコアを確認し、そのレベルに応じた学習をすることで、英語力を効率的に向上させることができます。
また、より高いスコアを目指すためには、実践的な英語に触れる機会を増やし、アウトプットの機会を増やす、定期的に模擬試験を受けるなどの学習法が効果的です。
ぜひ、VERSANTスコアを活用して、英語力をさらに向上させてください。
VERSANTとは?
VERSANTは、世界70か国で事業を展開する世界有数の教育サービス企業ピアソンで開発された、英語力測定テストです。
VERSANTの特徴
VERSANTには、以下の4つの特徴があります。
- いつでもどこでも受験可能
- 短時間で結果がわかる
- 世界標準のテスト
- 客観的な英語力測定
VERSANTの特徴と効果
VERSANTの特徴である「いつでもどこでも受験可能」「短時間で結果がわかる」「世界標準のテスト」「客観的な英語力測定」により、以下の効果が期待できます。
- 自分の英語力を客観的に把握できる
- 英語学習の目標設定や進捗管理に役立つ
- 英語力を証明するために活用できる
VERSANTの活用方法
VERSANTは、英語学習の目標設定や進捗管理、英語力を証明するために活用できます。
VERSANTは、手軽かつ実践的な英語力測定テストです。自分の英語力を客観的に把握し、英語学習に役立てましょう。
VERSANTのテスト種類と測定できる英語能力
VERSANTには、スピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストの3種類のテストがあります。
スピーキングテスト
スピーキングテストは、聞かれたことを理解し応答する力を測定します。ネイティブスピーカーによる自然なスピードの質問を聞き、回答します。
リスニング能力とスピーキング能力(自然さ、流暢さ、即時性)の両方を測定します。
テスト時間は約20分、出題数は63問です。
総合スコアは20点から80点で採点されます。
総合スコアは、「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」の4つのスキルの平均点から出されます。
ライティングテスト
ライティングテストは、パソコンの画面の指示に従って、英文をタイプして回答するテストです。文章や語彙だけではなく、丁寧さなどを含めた英語を適切に書く力を測定します。
テスト時間は約35分、出題数は42問です。
総合スコアは20点から80点で採点されます。
総合スコアは、「文法」「語彙」「文章構成」「言葉遣いと文体」「読解力」の5つのスキルの平均点から出されます。
プレイスメントテスト
プレイスメントテストは、日常的に使用される英語の対応能力を、約50分で総合的に診断し、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能それぞれの能力を測定します。
どれだけ英語を知っているかではなく、どれだけ英語が使えるかを正確に測ることができます。
総合的な英語ライティング能力だけではなく、スキルごとに点数を出すため、弱点を把握しやすいのが特徴です。
総合スコアは20点から80点で採点されます。
総合スコアは、「文法」「語彙」「文章構成」「言葉遣いと文体」「読解力」の5つのスキルの平均点から出されます。
VERSANTスコアとCEFRの対応
VERSANTスコアは、CEFR(セファール)とGSE(Global Scale of English)に変換することができます。
CEFRは、英語をはじめとする外国語の習熟度や運用能力を評価する国際的な基準です。
英検やTOEICなどの英語の資格試験のスコアをこのCEFR指標に当てはめることで、自分の英語力のレベルを定量的に測ることができます。
GSEは、ピアソンPLCが開発した新しい英語力の指標です。
CEFRよりもピンポイントで、英語の「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能のレベルを10~90までのスコアで把握できる指標です。
CEFRレベルごとのVERSANTスコア
CEFRレベルとVERSANTスコアの対応は、以下のとおりです。
CEFRレベル | VERSANTスコア | GSEスコア |
---|---|---|
A1 | 20〜30 | 10〜20 |
A2 | 31〜40 | 21〜30 |
B1 | 41〜50 | 31〜40 |
B2 | 51〜60 | 41〜50 |
C1 | 61〜70 | 51〜60 |
C2 | 71〜80 | 61〜70 |
VERSANTスコアの平均値
VERSANTの日本平均スコアは38点です。
38点はCEFR A2レベルで、仕事や家族などの基本的な情報について英語で述べることができるとされています。
関連記事
Versantスコア37点を超えるための4つの戦略:ビジネスレベルを目指す方へ
VERSANTスコアを1点伸ばすには
VERSANTスコアは、スピーキングテストであれば「文章構文」「語彙」「流暢さ」「発音」/ライティングおよびプレイスメントテストであれば「文法」「語彙」「文章構成」「言葉遣いと文体」「読解力」のそれぞれの技能のスコアの平均点が総合点として算出されます。
つまり、総合的に英語力を伸ばす必要があるため、他の多くの英語試験に比べて圧倒的にスコアを伸ばすことが難しいテストです。
VERSANTスコアアップのための学習方法
VERSANTスコアをアップさせるためには、総合的な英語力を伸ばす必要があります。
以下に、VERSANTスコアアップのための学習方法をご紹介します。
英語の基礎を固める
VERSANTは、英語の基本的な4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランスよく測るテストです。そのため、まずは英語の基礎を固めることが大切です。
英語の基礎を固めるには、英会話スクールに通ったり、オンライン英会話を利用したり、英語の教材を活用したりすることが効果的です。
実践的な英語に触れる
VERSANTは、日常生活やビジネスシーンで実際に使われる英語を測るテストです。そのため、実践的な英語に触れることも大切です。
実践的な英語に触れるには、映画やドラマ、ニュースなどを見たり聞いたり、海外旅行に行ったりすることが効果的です。
アウトプットの機会を増やす
VERSANTは、英語を話す能力も測るテストです。そのため、アウトプットの機会を増やすことも大切です。
アウトプットの機会を増やすには、英会話スクールに通ったり、オンライン英会話を利用したり、英語で会話する機会を積極的に作ったりすることが効果的です。
VERSANTスコアアップのためのおすすめ教材
VERSANTスコアアップのためには、以下の教材がおすすめです。
- 公式問題集
VERSANTの公式問題集は、VERSANTのテスト形式や出題傾向を把握するのに最適な教材です。
- 実践的な英語教材
映画やドラマ、ニュースなどを見たり聞いたりすることで、実践的な英語に触れることができます。
- 英会話教材
英会話教材では、英語を話すためのスキルを身につけることができます。
こちらを必ずご覧ください。
Versantで高得点を目指すなら、スピーキングの発音対策はマスト!
VERSANTスコアアップのための学習計画
VERSANTスコアアップのためには、具体的な学習計画を立てることが大切です。
学習計画を立てるときは、以下のポイントを押さえましょう。
- 目標スコアを明確にする
まずは、自分がどのくらいのスコアを目指せばいいかしっかりと目標を立てましょう!
目指せ50点以上!
関連記事
Versantスコア50点達成の秘訣。ビジネスシーンで差をつける!
- 学習時間と学習内容を決める
目標スコアを達成するためには、どのくらいの学習時間が必要なのかを把握する必要があります。また、英語の4技能をバランスよく伸ばすために、学習内容もバランスよく決めましょう。
- 学習を継続する
VERSANTスコアをアップさせるためには、継続した学習が大切です。毎日少しずつでもいいので、学習を習慣化しましょう。
VERSANTスコアをアップさせるためのコツ
VERSANTスコアをアップさせるためには、以下のコツを押さえるのもおすすめです。
- 自分の弱点を把握する
まずは、自分の弱点を把握しましょう。公式問題集や模擬テストなどで自分の得意・不得意を把握し、弱点を克服するための学習に取り組みましょう。
- フィードバックを受ける
自分の英語力を客観的に把握するために、フィードバックを受けるのもおすすめです。英会話スクールやオンライン英会話のレッスン、ネイティブスピーカーの友人などに自分の英語を聞いてもらい、アドバイスをもらいましょう。
- モチベーションを維持する
英語学習は、モチベーションが維持できなければ継続が難しいです。目標を設定したり、学習の成果を記録したりすることで、モチベーションを維持しましょう。
VERSANTスコアをアップさせるためには、総合的な英語力を伸ばす必要があります。英語の基礎を固め、実践的な英語に触れ、アウトプットの機会を増やすことで、スコアアップを目指しましょう。また、具体的な学習計画を立て、継続して学習することが大切です。
おススメ!QQEnglishのBoost CoachingでVersantスコアを10点アップ!
QQEnglishのBoost Coachingは、カランメソッドを採用したコーチングサービスです。カランメソッドは、徹底的に反復することで、発話瞬発力を鍛える学習法です。
Boost Coachingでは、100日間のコーチングで、Versantスコアを10点アップすることを目指します。10点のスコアアップは、CEFR指標で1段階上のレベルアップに相当します。
つまり、Boost Coachingを受講すれば、英語でできることの幅が大きく広がります。
Boost Coachingのメリットは、以下のとおりです。
- カランメソッドによる効果的な学習法
- 専任コーチによるマンツーマン指導
- 目標達成までの明確な学習計画
Boost Coachingは、Versantスコアをアップさせたい方、英語でできることの幅を広げたい方に、ぜひおすすめしたいサービスです。
無料体験ができるのでまずは無料体験レッスンを受けてみましょう!
VERSANTスコア別学習方法
VERSANTでは、20点から80点までの間で、1点刻みで総合スコアが出されます。
このスコアは、CEFR指標と照らし合わせることで、現在の英語力を客観的に把握することができます。
以下に、VERSANTスコアおよびCEFR別に、さらに上のレベルに上がるための学習方法をご紹介します。
VERSANTスコア20~35/CEFR A1レベルの方のおすすめ学習法
A1レベルの方は、簡単な日常会話や表現を理解し、使うことができます。
また、自己紹介や簡単な個人的情報(住所、趣味、家族など)を伝えることができます。
しかし、言葉の選択が限られており、一般的な話題については詳細な会話が難しいです。
また、音声による情報の理解もまだ限定的です。
A1レベルの方は、まず全体的な英語の基礎力を向上させることを念頭に以下のように学習を進めていきましょう。
- 基本的な単語とフレーズの習得
日常的な表現や基本的な会話フレーズを習得しましょう。
自分のレベルに合った単語帳やテキストを使った語彙学習が有効です。
また、オンライン英会話や英会話スクールでネイティブスピーカーと会話することで、実践的な語彙や表現を身につけることができます。
- 音声と視覚の連携
映画やYouTubeの短いクリップ、セサミストリートなどの子供向けの教育番組を英語字幕付きで見ることで、視覚的な情報と音声を関連付けます。
このトレーニングによって、視覚情報から英語を想起するまでの時間を短縮することができ、英語の瞬発力を身につけることができます。
語彙が難しすぎないものを選ぶようにしましょう。
- リスニング練習
シンプルなストーリーや会話を含む初級者向けのリスニング教材を活用してリスニング練習をしましょう。
聞き取った文章を声に出して音読することも効果的です。
また、オンライン英会話や英会話スクールでネイティブスピーカーと会話することで、実践的なリスニング力を身につけることができます。
VERSANTスコア36~46/CEFR A2レベルの方のおすすめ学習法
A2レベルの方は、日常生活や旅行に関連した具体的なニーズについて会話ができます。
また、過去、現在、未来の出来事について基本的な表現を使って相手に意見を伝えられます。
一方で、複雑な話題や専門的な議論はまだ難しく、幅広いボキャブラリーを使いこなせません。
文法的な誤りもまだ頻繁に起こります。
A2レベルの方は、より使える英語の幅を広げることを目指し、以下のように学習を進めていきましょう。
ボキャブラリーの幅を広げ、基本的な文法を理解する
A2レベルでは、日常会話で必要な基本的な語彙や文法は身についている状態です。
より幅広い会話に対応するためには、以下の2つの学習を重点的に行うとよいでしょう。
- ボキャブラリーの幅を広げる
特定のテーマ(例えば、家族、食事、趣味)に関連する単語や表現を学んでみましょう。
また、身の回りのものを英語で言ってみたり、英語日記を書いてみるなどして、知っている語彙を増やしていきましょう。
- 基本的な文法を理解する
現在形、過去形、未来形、否定形、疑問形など、基本的な英語の文法を習得しましょう。
参考書を使って、知らない文法を学び、瞬時に正しい文法を使って会話ができるようになるまで何度も練習していきましょう。
日常的な会話練習を増やす
ボキャブラリーや文法の知識を身につけたら、実際に英語を使う練習をしましょう。
友達や家族、オンライン英会話など、簡単な会話で構わないので、英語で話す機会を多く作りましょう。
文法や語彙などを多少間違っても問題ないので、まずはとにかく英語を使ってみるというのが大切です。
学習の具体例
以下に、具体的な学習方法の例をご紹介します。
ボキャブラリー
- 特定のテーマに関連する単語帳やテキストを活用する
- 英語のニュース記事やブログを読んでみる
- 英語の映画やドラマを字幕付きで見る
文法
- 英語の参考書やアプリを活用する
- オンライン英会話でネイティブスピーカーに質問する
- 英語のエッセイやライティングを練習する
日常的な会話練習
- 友達や家族との会話を英語にしてみる
- オンライン英会話でレッスンを受ける
- 英語のバーやイベントに参加する
これらの学習方法を参考に、ご自身の英語力や目標に合わせて、効果的な学習プランを立ててみてください。
VERSANTスコア47~57/CEFR B1レベルの方のおすすめ学習法
B1レベルの方は、一般的な話題について自由に意見を述べることができ、慣用表現や一部の比喩的な言葉を理解し、使うこともできます。
CEFRでは「自立した言語使用者」として定められており、英語を使って海外の方と基本的なコミュニケーションが取れるレベルです。
しかし、まだ語彙が限られているため、特定の専門的な話題について詳しく語るのは難しいでしょう。
また、リスニングや読解では、複雑な言葉や表現の理解に苦労することがあります。
B1レベルの方は、すでに英語での意思疎通は問題なくできるので、より正確に、そしてより細かい英語のニュアンスも理解できるようになることを目標に、以下のように学習を進めていきましょう。
「より正確に、そしてより細かい英語のニュアンス」を理解するために
- 多読・多聴
中級レベルの文章や音声教材を使って読む、聞く練習を増やしましょう。
多読・多聴は、リーディング・リスニング力の向上だけでなく、語彙力、スピーキングの瞬発力アップなど、総合的な英語力を伸ばすのに大変効果的なトレーニングです。
たくさんの英語に触れることで、「英語脳」を作ることにも役立つので、ぜひ取り入れていきたい学習法です。
- 書く練習
自分の考えや意見、体験を英語で書く練習をしましょう。
日記を書いたり、オンラインでブログを書いたりするのがおすすめです。
オンライン上で文法や語彙のエラーをチェックしてくれるツールもあるので、そういったものも活用することで、自身の間違いの癖を知ることもできます。
- 英語のニュースやポッドキャストの利用
実際の生活や社会に関連した英語を学ぶのも良いです。
B1レベルであれば、基本的な英語力は十分に身についているので、実際の英語に触れることで、さらに実践的な英語力を身につけていきましょう。
最新の時事ニュースであれば、参考書やテキストに載っていない語彙も学ぶことができ、そういったボキャブラリーを繰り返し復習することで自分のものにできると、大きな強みになります。
具体的な学習方法の例
以下に、具体的な学習方法の例をご紹介します。
多読・多聴
- 中級レベルのニュース記事やブログを読む
中級レベルのニュース記事やブログを読むときは、わからない単語や表現を調べながら、意味を理解するようにしましょう。
- 中級レベルの英語の映画やドラマを見る
中級レベルの英語の映画やドラマを見るときは、字幕をつけて、音声と字幕の意味を一致させるようにしましょう。
- 中級レベルの英語の音声教材を活用してリスニング練習をする
中級レベルの英語の音声教材を活用してリスニング練習をするときは、スクリプトを用意して、音声とスクリプトの意味を一致させるようにしましょう。
書く練習
- 日記を書く
日記を書くときは、自分の考えや意見を自由に表現するようにしましょう。
日記を書くことで、自分の考えや意見を英語で表現する練習ができます。また、日記を読み返して、文法や語彙の間違いがないか、チェックしましょう。
- オンラインでブログを書く
オンラインでブログを書くときは、ターゲットとなる読者を意識して、わかりやすく書くようにしましょう。
ブログを書くことで、自分の考えや意見を英語で表現する練習ができます。また、ブログを読んでもらった人の反応を参考にして、自分の文章を改善しましょう。
- 英語でエッセイやライティングの練習をする
英語でエッセイやライティングの練習をするときは、自分の興味のあるテーマを選んで、自由に書くようにしましょう。
エッセイやライティングの練習をすることで、自分の考えや意見を論理的に英語で表現する練習ができます。また、書いたエッセイやライティングを人に読んでもらって、フィードバックをもらうようにしましょう。
英語のニュースやポッドキャストの利用
- 最新の時事ニュースを英語で聞く
最新の時事ニュースを英語で聞くときは、わからない単語や表現を調べながら、内容を理解するようにしましょう。
最新の時事ニュースを英語で聞くことで、英語でニュースを理解する練習ができます。また、ニュースの内容を理解するために、調べた単語や表現を復習しましょう。
- 英語のポッドキャストを聴く
英語のポッドキャストを聴くときは、テーマや内容を事前に調べてから、聞くようにしましょう。
英語のポッドキャストを聴くことで、英語でリスニングする練習ができます。また、ポッドキャストの内容を理解するために、調べた単語や表現を復習しましょう。
これらの学習方法を参考に、ご自身の英語力や目標に合わせて、効果的な学習プランを立ててみてください。
学習方法のまとめ
B1レベルの学習目標は、より正確に、そしてより細かい英語のニュアンスも理解できるようになることです。そのためには、多読・多聴、書く練習、英語のニュースやポッドキャストの利用といった、総合的な英語力を伸ばす学習方法が有効です。
これらの学習方法を、ご自身の英語力や目標に合わせて、効果的な学習プランを立ててみてください。
VERSANTスコア58~68/CEFR B2レベルの方のおすすめ学習法
B2レベルの方は、広範な話題について自由に話し、自分の意見を明確に述べることができます。
特定の分野についての専門的な議論を理解し、参加することも可能です。
すでに十分な英語力を有していますが、非常に複雑な話題や抽象的な概念についての表現はやや難しいです。
また、非ネイティブスピーカーとしての誤解や間違いがまだ存在します。
ネイティブと互角にコミュニケーションが取れるようになるために
B2レベルの方は、非ネイティブの英語話者としては問題ないほどの高レベルの英語力まで到達できています。
さらに英語力を高め、ネイティブと互角にコミュニケーションが取れるようになることを目指し、以下のように学習を進めていきましょう。
「ネイティブと互角にコミュニケーションが取れるようになる」ために
- 専門的な語彙の習得
自分の興味や専門分野に関連する語彙を学びましょう。
B2レベルの方はかなり広範な語彙を使用することができます。
さらに抽象的な話題について話すためにも、自分の仕事や興味の範囲に関わる語彙についてより深めていくことで、複雑な会話についても解像度を高めて議論することができるようになります。
- 複雑な文法の理解
受動態、仮定法、直接・間接話法など、より高度な文法を学ぶことで、複雑な心情などを伝えることができるようになります。
高校英文法で習う範囲の文法についても、間違いがなく上手に使うことができるようになれば、微妙なニュアンスの違いなども理解できるようになり、ネイティブ同士の議論でも遜色なく意見を述べられるようになります。
- ディスカッションの実践
ディベートやグループディスカッションを通じて、自分の意見を明確に表現したり、他人の意見に反論するスキルを磨いていきましょう。
B2レベルの方であれば、自分の意見をただ伝えるだけでなく、「なぜそう思ったか」という理由を添えて、説得力のある意見を述べることができます。
相手の意見も踏まえて、自分の意見を展開できるように練習してみましょう。
これができるようになると、ビジネスでの交渉や折衝でも戦力になることができます。
具体的な学習方法の例
以下に、具体的な学習方法の例をご紹介します。
専門的な語彙の習得
- 自分の興味や専門分野に関する単語帳やテキストを活用する
- 専門分野のニュース記事や論文を読む
- オンラインで専門分野の講座を受講する
複雑な文法の理解
- 文法書や参考書を活用する
- オンラインで文法の講座を受講する
- ネイティブスピーカーと会話する
ディスカッションの実践
- ディベートやグループディスカッションのサークルやクラブに参加する
- オンラインでディベートやグループディスカッションに参加する
- 英語でブログやSNSで自分の意見を発信する
これらの学習方法を参考に、ご自身の英語力や目標に合わせて、効果的な学習プランを立ててみてください。
VERSANTスコア69~78/CEFR C1レベルの方のおすすめ学習法
C1レベルの方は、幅広い話題について深いレベルで話すことができ、自分の考えを効果的に伝えることができます。
また、非常に複雑なテキストを理解し、要点を把握することもできます。
しかし、一部の非常に専門的な分野や特定の地域の方言やスラングを完全に理解するのが難しいと感じるでしょう。
また、微妙なニュアンスや文化的な背景を理解することが難しいこともあります。
C1レベルの方は、すでに英語で日常生活を送ったり、仕事や学習で英語を使うことができるレベルです。
そのため、さらなる英語力アップを目指すには、より専門性の高いスキルや知識を身につけることが効果的です。
具体的には、以下の学習方法がおすすめです。
専門的なリスニングと読解
自分の専門分野に関連する講演、論文、記事を使って、リスニングと読解のスキルを深めましょう。
専門分野に対する背景知識や語彙を増やすことで、瞬発力そして理解度を高めることができます。
また、TOEFLや英検1級などの試験を受けることで、自分の英語力を客観的に評価することもできます。
補足
自分の専門分野に関連する講演、論文、記事を使って学習するときは、わからない単語や表現は調べながら、内容を理解するようにしましょう。
わからない単語や表現は、ノートに書き留めて、復習するようにしましょう。
長文のライティング
論文やレポートを英語で書く練習をすることも効果的です。
ここでは、単に英語でのアウトプットを行うだけではなく、複雑な概念や議論を明確に説明する能力が求められます。
自分の思考をアウトプットする際に、日本語、英語どちらで行っても精度に違いがなくなるレベルまでトレーニングをしていきましょう。
補足
論文やレポートを英語で書く練習をするときは、自分の考えを論理的にわかりやすく説明できるように心がけましょう。
自分の考えを論理的に説明するためには、論理的な構成や論証の仕方などを学ぶ必要があります。
英語でのプロジェクトや作業
仕事や学習のプロジェクトを英語で行うことで、自然に英語を使う習慣をつけましょう。
C1レベルの方は、テキストなどで勉強するよりも、実際の生の英語に多く触れ、その中でインプットとアウトプットを繰り返していくことが、さらなる英語力アップに効果的です。
「普段の生活の中で英語に触れる機会があまりない」という方は、海外の方と交流できるイベントに参加してみたり、オンライン英会話で先生とディスカッションするなどを試してみましょう。
生の英語に触れることで、文化的理解を深めたり、ネイティブがよく使う語彙やスラングの習得も期待できます。
補足
英語でのプロジェクトや作業を行うときは、最初は日本語で進めながら、徐々に英語で行うようにしましょう。
わからない単語や表現は、わからないままにせず、調べながら進めるようにしましょう。
これらの学習方法を参考に、ご自身の英語力や目標に合わせて、効果的な学習プランを立ててみてください。
VERSANTスコア79~80/CEFR C2レベルの方のおすすめ学習法
C2レベルの方は、難解なテキストでも理解し、流暢かつ効果的に表現することができます。
また、広範で複雑な話題について自由に話し、文化的なニュアンスを理解し、使用することができます。
一部の非常に特殊な専門分野や特定の地域や社会的な方言を完全に理解するのが難しい場合がありますが、C2レベルは一般的に「限りなく母語話者に近い」レベルと考えられます。
C2レベルの学習目標
C2レベルの方は、すでに英語で日常生活や仕事、学習を送ることができるレベルです。
そのため、さらなる英語力アップを目指すのではなく、現在の英語力を維持し続けることが学習の目標となります。
具体的には、以下の学習方法がおすすめです。
英語への触れ合いを継続する
映画を見たり、文献を読んだり、様々な方法で英語に触れ続けることで、インプットを欠かさないようにしましょう。
また、海外旅行や留学など、英語を日常的に使う機会を増やすことも効果的です。
定期的な英語試験の受験
定期的にTOEICやVERSANTなどの英語試験を受けて定量的に自身の英語力を測ることも効果的です。
自分の英語力がどの程度維持できているかを把握することで、モチベーションを維持することにもつながります。
英語学習の継続を心がける
英語力は一度獲得したら終わりではなく、常に磨き続けなければ実力が落ちてしまうものなので、油断せずに、生涯学習を続けていきましょう。
より高いスコアを目指すための効果的な学習戦略
言語学習は、マラソンのように、一日や一週間で結果が出るものではありません。毎日少しずつでも学習を続けることで、時間とともにスキルが向上します。
しかし、忙しい日々の中で毎日学習を続けるというのは、簡単なことではありません。
そこで、英語学習コンサルタントと共に英語学習を進めることをおすすめします。
英語学習コンサルタントは、学習者の目標、学習スタイル、時間の制約などを考慮しながら、最適な学習プランを作成し、学習者をモチベートすることで、英語学習をサポートしてくれます。
例えば、QQEnglishが提供しているコーチングサービス「Boost Coaching」では、専属のコンサルタントが徹底した学習管理システムにより、学習者の学習進捗を徹底的に管理します。
これにより、学習者がサボったり、途中でやめたりすることがないようにサポートを行い、学習者のモチベーションを維持します。
また、日常的に英語を使うことも重要です。友達と英語で話す、英語で日記を書く、オンライン英会話を行うなど、日常生活の中で英語を使う習慣をつけましょう。
英語学習はインプットとアウトプットのバランスが非常に重要と言われています。インプットだけを行っていても英語を話せるようにはならないので、積極的に英語を使い、実践練習を積みましょう。
語彙ノートを作る
英語学習において、語彙力は非常に重要です。語彙力が豊富であれば、より多くの情報を理解し、自分の考えを正確に伝えることができます。
語彙力を向上させるためには、新しく学んだ単語や表現をノートに書き留め、定期的に復習することが効果的です。
ノートに書き留める際には、単語の意味だけでなく、発音や例文なども一緒に記載するようにしましょう。また、自分が間違えた単語や表現もリストアップしておくと、同じ間違いを繰り返すのを防ぐことができます。
具体的なノートの書き方としては、以下のようなものが考えられます。
単語帳や辞書から単語をコピーする。
オンライン英会話やTOEICなどの試験で間違えた単語をリストアップする。
英語のニュース記事やブログなどから、興味のある単語や表現をピックアップする。
ノートを活用して、効率的に語彙力を向上させていきましょう。
様々な媒体で多聴する
リスニング力を向上させるためには、英語の音声をたくさん聞くことが大切です。映画、音楽、ポッドキャスト、オーディオブックなど、自分の好きなジャンルの英語音声を探してみましょう。
英語の音声を聞く際には、以下のことに注意しましょう。
聞き取れる範囲から始め、徐々に難易度を上げていく。
聞き取れなかった部分は、何度も繰り返し聞く。
聞き取れた部分でも、発音やイントネーションを意識して聞く。
通勤中や隙間時間など、スキマ時間を利用して、英語の音声を聞くようにしましょう。
シャドーイングを行う
シャドーイングは、ネイティブスピーカーの英語を聞きながら、ほぼ同時にその発言を模倣する練習法です。英語の発音やイントネーション、リズムを改善するのに効果的です。
シャドーイングの基本的な手順は、以下のとおりです。
1.聞き取りやすい音声資料を選ぶ。
2.音声を聞き、スピーカーが話すとほぼ同時に、声に出してその発言を繰り返します。
3.難しい部分やつまずいた部分は何度も繰り返します。
シャドーイングは最初は難しいかもしれませんが、継続的な練習により大きな効果をもたらします。始めはゆっくりと明瞭に話すスピーカーの音声を選び、徐々に速度や難易度を上げていくと良いでしょう。
シャドーイングをもっと詳しく知りたい方は下記からご確認ください。
>>>シャドーイング学習のための厳選12教材ガイド<<<
これらの学習戦略を参考に、より高いスコアを目指した英語学習を進めていきましょう。
まとめ:VERSANTを活用して英語学習を効率的に進めよう
この記事では、VERSANTスコアごとに英語でできることの目安や、VERSANTスコアごとの効果的な学習法などを紹介してきました。
英語学習を効率的に進めるためには、まず自身の現在の英語力を正確に把握することが重要です。VERSANTを受験して、自分の英語力を客観的に評価しましょう。
また、自分の学習の弱みや、適した学習方法が分からないという方は、プロに相談するのもおすすめです。QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」は、日本人ビジネスマンに向けたプログラムで、100日という短期間で成果が出るように設計されています。
発話瞬発力を徹底的に鍛えるカランメソッドや、厳選されたフィリピン人教師によるオンライン英会話レッスン、コンサルタントによるチャットサポートなど、さまざまなサービスが提供されており、効果的に英語学習を進めることができます。
ぜひ、VERSANTを活用して、英語学習を効率的に進めていきましょう。